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フレッシュ・ペーパー【肉新聞】No.10(編集人/青山正明)

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Flesh Paper 肉新聞 No.10

編集人=青山正明+股見けい子




 

リーガルドラッグ体験手記 その2 コルゲンコーワ鼻炎ソフトカプセル

序文

その使用が何ら法的なお咎めの対象とならないトビ薬リーガル・ドラッグ。薬草、漢方薬、市販の薬品、はたまたバナナ・シガレットにレタス・オピウムと、その種類はたくさんある。「合法幻覚剤全書」のコーナーでは、それら一つ一つについて詳細なる解説を施している訳であるが、それと併設して、この「リーガル・ドラッグ体験手記」では、それらリーガル・ドラッグを実際に筆者自ら服用し、その効能を実体験にそって綴って行く。先々月号の“ナッメグ”に続いて、第二回の今号は、一般用市販薬である「コルゲンコーワ鼻炎ソフトカプセル」

医師の処方箋無しに買える一般用市販薬に含まれている成分で、トビ薬として有名なものに、ケシから抽出されるコデイン、麻黄から産するエフェドリン、チョウセンアサガオのエキスであるダツラ・アルカロイドベラドンナのエキスであるベラドンナアルカロイドハシリドコロの成分ロートエキス等がある。

今回服用した「コルゲン~カプセル」には、エフェドリンベラドンナアルカロイドがタップリと含まれている。

 

本文

5月28日(土)、荻窪駅近辺の薬局で「コルゲンコーワ鼻炎ソフトカプセル・24カプセル」を1600円で購入。

同日、PM11時、実験開始。ドラッグで飛ぶ(いい気持ちになる)には、それなりのシチュエーション作りが大切だ。いくら良質のマリファナがあったところで、みんなでガヤガヤやっていては素晴らしい体験は期待出来ない。

まず、部屋を暗くして、ろうそくを2本ともす。そしてBGMには、イーノの「オン・ランド」。座禅を組み、ろうそくの沼を見つめながら心を静める。まだカプセルは服用(の)んでいないが、こうやって静かに畑を見つめてすわっているだけで体が宙に浮くようでハイな気分。一回一粒、一日三回の用法であるカプセルをまずは、6つ、水で喉に流し込む。

PM11時半。

体表に薄い電気の膜がかかっているようだ。特に肩から首、後頭部にかけて、皮膚がジンジンしびれる感覚がする。非常に気持ちいい。

PM11時45分。

さらに6カプセルを服用(の)む。

PM12時30分。

心臓の鼓動が激しくなった。しかし、体全体が不快に鼓動するのではなく、左胸部でトコトコと、“心臓が小気味よいリズムを刻んでいる”といった良質のものである。じっとしていると、頭の表皮が激しくしびれ始める。そのうち、そのしびれが頭全体(内も外も)に広がり、頭に大量の麻酔薬を注入されたような状態になる。一寸、気を取り直して、姿勢を正すと、麻痺感は去り、普通の状態へ戻る。しかし、しばらくすると再び頭部が麻痺してくる。

AM1時。

少し嘔吐を催し、フトンに入る。そのまま寝入る。

AM3時。

心臓の鼓動が異常に速い。一分間に200回前後の心拍数である。吐く程ではないが、気分が悪い。

AM3時15分。

小用に立つ。一歩足を進める度に、心臓の鼓動は速く大きくなり、吐き気が襲って来る。平衡感覚が全く働かず、フラフラとしてまともに歩けない。

先に実験したナツメグと同様、立っていると頭の中に炭酸水でも入っているかのようなシューッという感覚がする。また、ジーという、これもまた炭酸水の泡が無数に飛び散るような音が聞こえる。10歩も歩くと、体中が心臓の鼓動で激しく脈打ち、胃はむかつき、頭の中では、血が沸き立ったような感覚。ジーッというアブラゼミの鳴き声のような音が鼓膜を襲う。幻聴である。

また、視覚が異常をきたし、色と光が日常と異なって見える。

トイレの壁にかけてあった少女の絵(レーノルズの「ヘア君」)のバックの緑が、パーッと輝いて、その光で少女の姿が全く見えなくなっているのだ。

(レーノルズの「ヘア君」のバックの緑が、パーッと輝やいた)

幻聴と幻視。この2つの特異な体験を得られたものの、気分はとても悪い。

横になると気持ちいいが、起きると吐き気。こんな状態が少日回一日中続き、月曜の朝になりようやく元の状態に戻った。

それでも、月・火と食欲がなく、喉が渇き、気分最悪。

 

結語

5~6粒に留めておけば、適度に激しい心臓の鼓動と頭部のしびれで、一日ボーと快適(?)に過ごせるだろう。

12粒というのは、幻聴、幻視は経験出来ても、前記の通り、麻痺感と嘔吐感、そして早鐘のように鼓動する心臓と冷たい血の渦巻く脳。そして著しいめまい。

これらマイナス要素を考えると、2カプセルというのは勧められない。

 

正明君のリーガルドラッグ奮闘記

フレッシュ・ペーパーも、もう来々月の10月号で連載二年目に入ります。連載当初は、ドラッグの事なんかこれっぽっちも知らず、只々ネタ探しに東奔西走。日本では、群雄社出版でレイアウトやってる神崎夢現さんがその道の大家。何回か三鷹の御自宅におじゃまして、参考になる話をたくさん聞かせてもらいました。アリガトサン。他にも、大麻不法所持で逮捕歴のある友人数人にも、体験に根差す貴重な助言をいただきました。

しかしながら、すでに日本の雑誌や文献に紹介済みのネタをゾロ持ち出して書き写してちゃぁ週刊プレイボーイになっちまう。このフレッシュ・ペーパーの執筆に当たっては、本邦未公開の資料、それも信頼ある研究者の筆なる確かな洋書をマスター・ソースにしています。また、併せて専門の薬学書、薬用植物図鑑、漢方大医典等で、日本での研究状況も出来得る限り渉猟し、原稿を認めているつもりです。時間が許せば、もっと足を使って取材もしてみたい。しかし、ウィークデーは仕事があって全く身動きのとれない身上。今年の秋には有給でも取って、白夜の編集の人々とキノコ狩りにでも行きたいなあ。

さてさて、一年余りの連載で買い揃えた資料は凡そ十万円分。知識も大分備わったつもりです。でも、あまり詳しく突っ込んで書きだすと、雑誌としての機能(読み捨て)から逸脱してしまうし、かといって、分りやすく軽薄に手広くやっても僕自身が欲求不満に陥ってしまうし。

また、この雑誌内新聞では、読者が読んですぐ実行出来るようにと、合法ドラッグを主に扱っているのですが、やっぱりドラッグは違法のモノホンでなくっちゃグッド・トリップ出来ないんですよね。

毎月簡単にポイポイ執筆してるみたいだけど、自分で試して“ヒドイ”というので、わざわざ資料を揃えながら掲載を断念したリーガル・ドラッグもたくさんあるんです。エフェドリンの原料である麻黄、総アルカロイド7%という黄速、4月号で紹介した菖蒲根、精神安定剤として有名な漢方香附子。原宿にあるイスクラ薬局に通って、これらを取り寄せ、吸ったり、煎じて飲んだり、オブラードに包んで呑み込んだり……。金はかかるわ、まずいわ、ゲーゲー吐くわ、いやー体を張った原稿です。

体内の二酸化炭素量が増すと幻覚を見るというので、息を4分間止めたり……確かに目前がキラキラしたけど……苦しいだけでした。はたまた、副腎皮質から分泌されるアドレナリンが体内でアドレクロームとなると、これの化学構造がアンフェタミン覚醒剤)と酷似していて、人に幻覚をもたらすということを何かの文献で発見。アドレナリンを分泌するには、肉体を極限状態に置かねばならないというんで3日寝ないで、体中をカミソリで傷つけたり……はしませんでした。あとまあ、バナナの繊維で作ったタバコとか、レタスの芯から作ったオピウム(阿片)だとか……今後、一つ。一つ試してみるつもりです。

一万七千円払ってペヨーテ三つ買っちゃったし、シンセティック・マリファナ(化学合成された合法マリファナ)も入手出来そうだし……先は明るい!

アメリカ版リーガル・ドラッグの文献も2冊見つけたし、それらリーガル・ドラッグのカタログも大量に入手したし……ウヒヒヒヒ。今年の夏から誌上でドバーッと大放出しますので期待してて下さいね。

付言ながら、今回の「リーガル・ドラッグ体験手記」でもちょこっと触れたけど、瞑想ってのも実に気持ちいいもんだね。松果腺からLSDが分泌されるっていうしね。

あっ、それから、女性が中絶する時、ヘロインを注射するって知ってた? “中絶してトリップ男性にも中絶手術を!” なーんてね。

 

ベラドンナ

ヨーロッパでは紀元前から毒殺用植物として悪名高いナス科の植物。中世ヨーロッパでは、魔女たちがベラドンナアルカロイド(植物塩基)を用いて、“空飛ぶ軟膏”を作り、これをほうきの柄に塗って肛門や膣に挿入し、トリップしていた(ほうきに股がった魔女というのはこれから出たイメージ)。また、この植物の一滴を眼にさすと、瞳孔が拡大するので、女性が瞳を美しく見せるために好んで用いていた(日本の目薬にも最近まで入っていた)。ベラドンナというのは、イタリア語で美しい貴婦人という意味だ。詳細は11月号を。

 

エフェドリン

重要な漢方薬の一つである麻黄から抽出されるアルカロイド。発汗、解熱、鎮咳作用があり、喘息の特効薬としてよく用いられる。化学構造がアンフェタミン覚醒剤)に酷似していて、反感神経を刺激し、連用で不安や幻覚を見ることがある。以前は、ピュアなエフェドリンが一般用市販薬として販売されていたが、現在では医師の処方箋が無いと入手不可能。カゼ薬、鎮咳薬に微量含まれている。

 

ベラドンナアルカロイドエフェドリンを含んだ主な薬剤。

●コルゲンコーワ鼻炎ソフトカプセル(興和

 di塩酸ノルフェドリン75mg

 ベラドンナアルカロイド0.4mg(3cap中)

コンタック600(住友化学

 ベラドンナアルカロイド0.2mg(1cap中)

●ルル鼻炎カプセル(三共)

 ベラドンナアルカロイド0.2mg

 無水カフェイン50mg(1cap中)

アルペンせきどめ(中外製薬

 リン酸ジヒドロコデイン5mg

 メチルエフェドリン12.5mg(10ml中)

●新エスエスブロン液(エスエス製薬)

 al塩酸メチルエフェドリン45mg(30ml中)

●せきどめベンザ(武田薬品

 dl塩酸メチルエフェドリン25mg(3錠中)

パブロンせき止め液(大正製薬

 リン酸ジヒドロコデイン30ml

 dl塩酸メチルエフェドリン75ml(30mm)

●新コデジール錠(日野薬品)

 リン酸ジヒドロコデイン30mg

 dl塩酸メチルエフェドリン75mg(9錠中)

●サラリン錠(大塚製薬

 ベラドンナエキス3mg(1錠中)

(これは猛烈に効く下剤)

尚、総合感冒薬は割愛しました

 

私は毎日新聞のお嫁さんになりたい!!

(これが毎日新聞1983年5月29日付に掲載された問題のイラスト)

やったね! パチパチパチッ。私は惜しみない拍手を毎日新聞に送りたい。

最近、大麻禍が芸能界を席巻してるみたいだけど、大麻を吸ったことのない芸能人、文化人などいるわけがないのである。

こんなことでいちいち逮捕してたら日本中の芸能人、文化人は皆摑まっちゃうよ……と私は言いたい。まあ、沢田研二クラスとなると、いくらパカパカやってても警察も見て見ぬふりなんだろうけどね。

ところで、先月号のFPでも触れたように、井上陽水らが逮捕された時は、マスコミの大麻総攻撃に反して、只一つ、毎日新聞だけが「大麻で騒ぐなんて後進国」と、担当記者のネーム入りで論陣を張って頑張ってくれたのだが、今回の騒ぎに対しては、過激な毎日さんもダンマリという姿勢かとガッカリしていた。

しっかし、やりました。5月29日付の日曜くらぶで、「マリファナ節考、老人を処分することも、大麻を処分することもいけないことなのであります」と、イラストでマリファナ擁護をやってくれちゃったのでした。日暮真三なる人物は、次のような台詞をふきだしに入れていました。

「それにしても、最近、『大麻を持っているとの情報に基づき』次々に捕まっているけど、誰が情報を流しているんだろうね。気持ちワルイね」

気分爽快。毎日バンザイ! 大麻バンザイ!

 

P.S. 毎日新聞で何度か大麻擁護をブチ上げた記者さん、それが理由で左遷されちゃったみたいです。あくまで、噂ですけど。麻生結氏なき第三書館然り、毎日新聞も、今後はもう大麻解放を謳った記事は載せないでしょうね。(1999年9月/データハウス刊『危ない1号』第4巻「青山正明全仕事」所収)

 

SFロリータポルノ小説「ロリータメコちゃんねたまれた学園」第5回

作/ケイ・マタミーノ

メコは気がついた。頭に鈍痛がある。

「ここはどこかしら」

メコは身動きひとつできない。両手足に重い鎖がつながれている。

「そうだわ、サーティワンで雅美ちゃんと別れたあと、うしろから誰かに口をふさがれて……ああっ、頭が痛いっ」

「路里田メコ。気がついたようね」

一人の女がメコの顔を覗き込んだ。

「あなたは何者なの、何の理由があって私をこんな目に合わせるの」

「私は岩崎純子。青山手の学生よ、先日はあんたんとこのチビをかわいがってやったわ」

「そ、それじゃああなたがあかねちゃんを……」

「そうよ、そして次はあんたの番!」

純子の背後の人影が一歩前へ歩み寄った。彼の姿が薄明りに照らし出されるやいなや、メコは悲鳴をあげた。いつかテレビで見た「エレファントマン」のジョン・メリックのようにまた、彼は重度のレックリングハウゼン病患者だったのだ。それもその筈、その男はジョン・メリックの孫にあたる、ジョン・メリックⅢ世なのだ。ジョンはヨタヨタしながら身動きできないメコの顔に自分の股間を近づけた。

「いや──っ、やめて──っ」

メコは頭を左右に振る。ジョンはすでに全裸になっている。できものだらけの体に、だらりと性器が垂れ下がっている。性殖器だけは正常なのだ。正常どころではなく、40cmはある立派なものだ。エレファントの鼻のようである。ジョンは気味悪い声でメコ、メコと呟きながら、ブラウスとスカートはそのままにしてパンティだけをメコの肢体から剥ぎ取った。手足につながれた鎖のせいでメコは抵抗することすらできない。

「おねがい、やめて──っ」

メコの股間からキラキラ光るものが溢れ出す。あまりの恐しさで失禁してしまったのだ。ジョンはすでに大きくなっている一物を、そのキラキラ光る泉のあたりに力一杯突きつけた。「ああーっ」メコの悲痛な叫びが響いた。あたり一面に処女の鮮血が飛び散った。裂けてしまったメコのメコにジョンは容赦なくものすごい勢いで突進してくる。入れたり出したり、入れたり出したり。……普段おとなしいエレファントが興奮すると恐しい野獣に変身する。ジョンも同じだった。メコは最初の一撃ですでに気を失っていた。ジョンの後ろには3匹の野獣が自分の順番が来るのを待っている。メコのメコやいかに? 次号を待て!

 

Fresh Sex News【セクスポ82】

セクスポ(Sexpo)というのを聞いたことがあるだろうか。セックスとエクスポの合成語で、去年、ニューヨークで催された“性の博覧会”の呼称である。当日、ニューヨークで最も有名でファッショナブルなパーティ・スペースの一つである、パーティ・ファクトリーに4つの会場が構えられ、そこに百店以上の大人のオモチャ屋が設置された。

4日間にわたって開催されたセクスポ82、もちろんその主旨は、今日の成長産業である“セックス産業”の販売促進であることは言うまでもない。

セクスポ82では、性活動の報告、フィルム、ビデオ、本、ランジェリー、クリーム、バイブレーター等がところ狭しと陳列棚にひしめき、数千人の客と多大なパブリシティを勝ち得たという。

ポルノグラフィ禁止をうたう女性団体の争議もあったようだが、大きな騒ぎになる前にセクスポ4日間の幕は閉じられたようだ。主催者側は、来年はもっと出品者を募り、より充実した博覧会にするとのことである。

しかし、こういう大規模な動きというのは日本のセックス産業にはないねー。日本でセックス産業って言うと、トータルすれば年間兆単位の収益をあげているのに、“超大手”とか“メジャー”な会社が一つもなくて、何かウジウジしてて日陰的存在なんだよね。

プレイボーイとか、ペントハウスなんか集英社講談社が出す本じゃないでしょ。あれは、日本で言えば辰巳とか笠倉とか白夜が出して然るべき雑誌ですよ。日本では、オカルト、ドラッグ、バイオレンスを基調にした欧米のようなサブ・カルチャーも存在しないしね。みんなが体制なんだよね、日本文化って。

もっと、恐しくて、刺激的でヘンテコな文化をつくろうよ。高杉弾さん、今度一緒にお食事でもしましょうね、そちらのおごりで。

(伝説のカルト雑誌『Jam』『HEAVEN』元編集長の高杉弾青山正明が業界入りするきっかけを作った、日本のアングラ/サブカル界の元凶的存在)

 

青山正明の時事呆談

新聞読んでます? なーんとびっくらこきました。

小学校六年生の少女が25才くらいの男性と同棲、覚醒剤までやってたっていうんですからねえ。所は大阪、東淀川区内にある小学校の六年生である少女Aは、昨年9月中旬に家出。キタやミナミのゲーム・センターで遊んでいるうちに男と知り合い、西区の民家で同棲。いやー、羨ましい限りですねえ。なんせ、毎日毎晩女子小学生とおまんこしながら覚醒剤ですよこりゃー、我々一般庶民の50年分の快楽を数ヶ月間に濃縮したようなもんですよ

さらに大阪じゃあ、ヤクザ屋さんのこしらえた女子小学生本番ビデオ『処女の泉』というのがあるらしい。いやー、大阪って本当にヤクザですねえ。実に羨ましい。東京でも歌舞伎町なんて所は、おまんこ大好き家出少女がたくさんいて、裏ビデオなんかもドバーッとあるようだけど、規模が小さいしね。それに、最近、“歌舞伎町を浄化しよう”という住民運動なんかも盛んそうだし、ある知り合いの大学教授の話では、5年後を目処に、新宿からセックス産業を一掃し、それをそのまま吉原に持ってって赤線を復活させようなんて計画もあるらしい。

全部が全部ヤクザになっちゃ困るけど、大都市の片隅に無法地域があってもいいと思うけどなあ。

今年の夏は、タイにでも行って少女とお○まん○こしながら、大麻でも吸おっと。金が無くて、海外旅行出来ない貧乏学生の君! 横須賀のドブ板通りで米軍兵士から大麻買って、早朝の歌舞伎町のゲーム・センター前で、家出中学生でもひっかけてボロ下宿に連れ込めばいーんじゃない。勇気と行動力さえあれば何だってやれるさ。

 

 

【サングラス】

ケネディフレイザーというファッション・オブザーバーが、ファッショナブル・マインドという本の中で、「水着は年々小さくなっているが、サングラスはそれと反比例して大きくなっている」と報告していた。

彼女が言うには、「サングラスは、女性にとって上品さの最後の境界」ということらしい。セックス本位の男女の出会いに対して、もっと、“情緒的で本質的な事柄”を尊重したいという女性の欲求が、自らの顔にマスク(サングラス)をつけることにより、“貞節な思い”を守ろうとしているのだ。小股の切れ上がった恥丘もろ出しの水着を身につけた大胆なチンポコ大好き少女でも、サングラスなんかかけてる娘ってのは、少しは羞恥心があるのかもしれないねー。

でも、日本人の女って大きなサングラス似合わないんだよねー。鼻が低いから。

 

Fummy Commodity Of The World 奇妙な商品♡カタログ

ウェット・Tシャツ

今、アメリカの若者の間で流行ってるファッションにWet-T-Shirtsというのがある。よく、エロ本等で、モデルが濡れたTシャツを着て乳首クッキリなんてのがあるでしょ。あれです、あれ。あの濡れたTシャツを普段着にして町に出るというのがウェット・Tシャツなのです。

このウェット・Tシャツ。プレゼントとしても大人気だそうで、アメリカはニュージャージー州にあるW・T・Sという会社では、水の入ったジャー(大きな口広ビン)にTシャツを詰めて通信販売しています。

普段の乾いた状態で見るTシャツと違って、ウェット・Tシャツは濡れている時の色とサイズで品選びをしないと、後で濡らして、「おっ、やばい」ということにもなりかねない。

ウェット・Tシャツなんか着て冷房の効いた茶店なんか入ったらかぜひいちゃうね。

W.T.S.Co.

Box325,Hazlet,Nem Jersey

07730 USA

Wet・T・Shirts $10.95プラス $2.50(手数料)。

サイズはS・M・Lの三種。色は白のみ。

 

キュクロプス・TV・スコープ

先月号でドドーンとやった特殊メイクのネタが今回はちょっと滞ってまして……それでも、まあ、頑張ります。

先日の6月1日映画日、新宿グランドオデヲンで、『13日の金曜日パート3』を観た。もちろん見物は3D(立体)方式によるグログロシーン。

まっ、立体映画なんてのは、『オズの魔法使い』等々、昔からあったんで、お父さんお母さんの年代の人にとっちゃ、そう珍らしい代物でもありますまい。しかし、テクノロジーの80年代。20年も30年も前の立体映画とは迫力に差があって当然。

僕なんか、もうのっけのタイトルでド肝を抜かれてしまった。真っ赤な字がビロビロビローンと鼻先30センチぐらいの所迄伸びて来るんだもんね。音楽もまた、ニューウェーヴ調のリズムで迫力満点。

とにかく、蛇とかバットとかTVのアンテナとか、細くて長い物なら、びっくりして思わず目を閉じてしまう程近くを飛び出して来る。

一番の圧巻シーンは、狂人が両手で青年の頭を押し潰す場面。潰された青年の眼孔から眼球が飛び出て、それがそのままスクリーンから観客の所迄ビョーンと飛んで来るというキワモノ。

監督のスティーブ・マイナーとスーパーバイザーのマーティン・ジェイ・サドフによるスーパー3D。もう、遊園地に行ってシャトル・ループにぶっ続けで一時間乗ったという感覚の映画でした。いっしょに行った股見けい子は、あまりのショックに「止まっていた生理が復活した」というアクシデントに見舞れた。

ところで、この3D方式。既成の映画作品全てこの方式に作り直せるそうで、ジョーズⅢはもろに3Dを売り物にするそうです。

さて、オモシロ商品の紹介に付入ります。アメリカで、キュクロプス・TV・スコープというのが売られてまして、なんでも、これでTVを見ると、番組が全て立体に見えるそうであります。けど、これを使用すると、かなり頭と目が疲れるそうで、子供には使用させてはいけないとのこと。それと、何故か18才未満は申込み不可だそうです。

BS&A

Box02246 Clumbus,

Ohio4 3202 USA

$5.0に送料($5.00)を加算してエア・メイルでどーぞ。

(文責・青山正明+股見けい子)